選手退団のお知らせ

この度、東京ヴェルディBS No.2 山川 遼太選手が、2023シーズンを持ちまして、
退団することになりましたのでお知らせいたします。

山川 遼太選手は、東京ヴェルディBSに2018年〜2023年の6年間(2023シーズンはレンタル移籍)在籍し、
チーム設立まもない苦しい時期を共に支えてくださいました。

これまで本当にありがとうございました。

山川 遼太選手よりコメント

今シーズンをもちましてヴェルディを離れることになりました。
2018年からヴェルディに加入し、チームのメンバーとは家族や友人以上に濃密な時間を過ごしたからこそヴェルディを離れることは率直に寂しいです。
良いことも悪いこともたくさん経験してきました。

加入当時はまだビーチサッカー経験も浅く、周りの経験豊富な選手に心が折れそうな中でも必死に食らいついていったことを昨日の事のように覚えています。
中枢選手の退団などで苦しい時期もサポーターさん含めクラブ全体で乗り越えることができたのも今となっては良い思い出です。
2020年にはクラブ選手権に出場させて頂き、心の底から楽しむことが結果につながることを学びました。
出場機会が減ったこと、1年間ほとんどチームの活動に参加できなかったことで悔しい思いも沢山してきました。
今回のレンタル移籍では失いかけていたハングリー精神を思い出させて頂きました。

ビーチサッカー選手としてだけではなく1人の人間としても成長の機会を与えてくれたこのクラブには本当に感謝して居ます。
ありがとうございました。

何不自由なくビーチサッカーができる環境、設立当初から来て頂いてるサポーターさんの手助けもあり、見に来てくれるサポーターさんも年々増加、サポートして頂けるスポンサー様も増え間違いなくヴェルディは大きなクラブになっていると思います。

そのクラブの成長に対して、自分の成長は伴っているのか。
この環境を持ってしてもうまく行かない時に何かとできない理由を探していなかったか。
矢印を外側に向け、逃げていたと思います。
今思えばその考え方は間違っていたと。
こんなにもビーチサッカーに対して向き合える環境はありません。
絶対に勘違いしてはいけない。
今ある環境は当たり前じゃない。
初期の発展途上だった時期も経験している自分がその思考や全体の空気を変えられなかったことに責任を感じています。
ヴェルディのエンブレムを背負う以上その責任が伴うことをこれからの選手たちには理解して行動して欲しいです。

このクラブでやり残した事も沢山あります。
代表選出、国際大会優勝、このメンバーと見たい景色はもっとありました。
実現出来なかったのは全て自分の未熟さが招いた結果です。

チームは変わりますが、ビーチサッカーを愛する者として目指すところは変わりません。
だからこそ改めて本気でビーチサッカーに向き合うフェーズに来たと感じています。

最後に決断したのは自分です。
「応援してください」とは言いません。
皆様に応援される選手になるまで、拘り、努力し続けます。

ビーチサッカーの発展と自分のために死に物狂いでやり続けます。

僕がヴェルディを倒すまで絶対に負けないでください。

僕は本当にヴェルディが好きです。

緑の血が流れる者として心の底からヴェルディの発展を応援しています。
これからもヴェルディをよろしくお願いします。
6年間本当にありがとうございました。

Um, dois, três, Verdy!!

山川 遼太

—————–

これまでのご声援、誠にありがとうございました。