川口敬介選手のブラジル修行レポート

この度、2019年1月末より3月上旬まで、
ブラジルのリオデジャネイロへビーチサッカー修行のため渡航しています。

兼ねてより、茂怜羅オズ選手とヴァスコ・ダ・ガマビーチサッカーの代表の方が懇意にしておりまして、
この度、東京ヴェルディBSとヴァスコ・ダ・ガマBSの提携が実現しました。

川口選手は、ヴァスコ・ダ・ガマBSや、
また昨年、在籍しておりましたベルナルド選手所属のボタフォゴなどにて、
日々トレーニングに励んでおります。

川口敬介選手より、現地の様子のコメントいただきましたので、
ご紹介致します。

川口敬介選手 ブラジル修行レポート

皆さんこんにちは!
東京ヴェルディBSの川口敬介です。

今私は、サッカー王国のブラジルにいます。
1月27日からブラジル来ました。
個人的なレベルアップを目的としたトレーニングに来ています。

最初はアメリカと言うチームでトレーニングさせていただきました。
そこのチームの監督のトレーニングは、とてもハードで一週間走りっぱなしのトレーニングでした!
本当にとてもきつかったです。

最初の2週間は、朝はアメリカというチーム、午後は、オズ選手が昔通っていたビーチサッカーのクラブのジェラソンでトレーニングしました。
ほとんど15歳〜20歳くらいの選手達がたくさんいる中で練習を開始しました。
ジェラソンの選手は、驚くくらいテクニックやスピード蹴り方が、上手くびっくりしました。
芝の上でみんなサッカーしてるの?ってくらい上手かったです!

そして、その後オズ選手の紹介でヴァスコに参加させていただくことになり、練習がスタートしました。
ヴァスコでは、最初緊張しました。
ビーチサッカーでヴァスコと言うチームは、
とても強豪で元ブラジル代表の選手や現ブラジル代表選手、アンダー20ブラジル代表など、
ほとんどの選手がブラジルで代表を経験しているようなチームです。

最初の練習参加した時は、タイミングや技術の質パスの質シュートの質に圧倒されました。
でもここでこの選手達と同じくらい出来れば、
自分も上手くなれると思い、気持ちで負けないようにトレーニングしました。

ヴァスコの練習に参加している中で、
マテウスという選手に、
「なんでもっとシュートを打たないの?」
「なんでそんなに自信無さげなの?」
と言われました。

私は、そんな事ってと思いましたが、その日の練習でヴァスコの選手達を観察しました。

最初にお伝えしたようにビーチサッカーのスキルは、ヴァスコの選手達は、最高です。

でも私は、そこばかりを見ていました。
まずヴァスコの選手達は、自分をアピールしていることに気づきました。
総勢多分20人から25〜6人いる中で、出れる選手は5人。
みんなヴァスコのユニフォームを着て試合に出たい、だからまずシュートを打って点を取るドリブルで仕掛ける。

個人的なアピールの中で、ヴァスコの戦術をしっかりやる。
レベルの高い競争の中で、負けない意識の高さ。
チームメイトや相手選手がスーパースターだろうが、自分のプレーをして認められるんだと言うメンタル。

ヴァスコでは、ビーチサッカー選手としてだけでは無く、アスリートとしてのメンタルを教わりました。

ヴァスコの練習に出る中で、ヴァスコの練習がない日はボタフォゴの練習にも参加しました。

ボタフォゴもベルナルドを筆頭としたスーパースターがいるチームです。
ベルナルド選手は、日本にいる時と違って、自分に厳しくそして丁寧にピッチでビーチサッカーを教えてくれました。

 

 

 

ベルナルド選手もビーチサッカーを教えてくれる中で自分に常に言っているのが、

「まず仕掛けてシュート。それが敬介の持ち味だから自信を常に持て。」
と言われてました。

彼やヴァスコの選手がやるように、言うようにピッチで失敗しても繰り返すようになりました。

今は、どんな選手が来てもどんな状況でも自分のプレーが出来る自信があります。

ブラジルに来て1カ月と5日。技術や知識、メンタルをサッカー王国で学ぶ事が出来本当に嬉しいです。

ヴァスコ、ボタフォゴ、アメリカ、ジェラソンの選手や関係者にも感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてベルナルドとお母さんのジカたくさん迷惑をかけたと思いますが、
ブラジルで色々な事を教え支えてくれて本当にありがとう。本当に感謝しています。

そしてオズさんやチームメイト、職場、家族にも本当に感謝しています。
本当にありがとうございます。

この思いをプレーで全力で見せていきたいと思います。
本当にこの経験、出会いに感謝です。

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さらに大きく成長した川口敬介選手の活躍を
楽しみにしていてくださいね。