2018シーズンを振り返って / No.15 中原 勇貴選手

2018シーズンを振り返って
中原 勇貴選手のインタビューをお届けします。
 

Q:チーム設立2年目はどんな一年でしたか?

 
正直とても苦しい一年でした。
主力選手の退団で始まった今シーズン、どう【穴埋め・成長】をしていくか最初の頃は大変でした。

しかし、一人一人がチームのことを考え、自分の最大限に出来る事をやれていたシーズンだったと思っています。
上に立つ選手は、どうやって天井を高くし底上げをしていくか。かつ、自分のレベルアップを図りチームとしての武器にできるか。
新人、若手の選手はどうやって自分の活きるプレーを探し、活用し、どうストロングポイントにできるか。
そういった一人一人の役割をしっかり把握できていたと思います。
 

 

 

Q:個人として振り返ってこの一年どんな一年でしたか?

 
2018シーズンの前半は、自分がビーチサッカーを始めて一番成長できた時間でした。
2017シーズンの主力が退団しましたが、不安は一切無く、どうチームに貢献していけるか、副キャプテンとしてどうチームを引っ張っていけるか、楽しみで仕方ありませんでした。
シーズンの途中でキャプテンを引き継ぐ事になったのですが、副キャプテンとしてチームの事を常に考えていたので、なにも不安はなく、やってやろうという気持ちでいっぱいでした。
しかし、周りのチームがヴェルディを分析し、試合が上手く行かない時もあり、均衡した試合が続いたりと今までにないハラハラとするシーンがたくさんありました。
その時に力を貸してくれたのが、チームメイトはもちろん、スタッフ、スポンサーさん、そして緑の血が流れるVerdy Familyの存在でした。
自分の為にだけで闘っているんじゃない!という気持ちをより太く芽生えさてもらい、チームの為に、家族の為に、VERDYの為に勝ちたいとみんなで思える一体感を感じる事ができました。
技術面、精神面ともに成長できた充実した2018シーズンでした。
 

 

Q:来年の目標と抱負をお願いします

2019シーズンはやはり、国内主要大会3連覇、公式戦無敗継続。
そして海外で闘えるチーム創り。だと思います。
ただ今年と同じ事をやっていると必ず達成できない目標であり、日本ビーチサッカー界にとっても、このチームは進化し続ける事が必要です。
それをどうやって成長していくか、これが来期に向けての今現在の課題ではあります。
 

 

Q:ファン・サポーターさんへメッセージをお願いします

2018シーズン、本当にみなさんには力を貸して頂きました。
チームが良い時も悪い時も一緒にVerdy Familyとして1年を闘い抜く事ができました。
東京ヴェルディは、サッカーチームもプレーオフでJ1チームとの入替戦に進出し、レディースも国内無敵とも言える成績、トライアスロンチーム・バレーボールチーム・野球チーム・フットサルチームなどの発足、そして50周年を迎えたチームとして日本のスポーツ界に歴史を築いた素晴らしい1年だと思います。
どれをとっても必ずそこにはVerdy Familyの力があり、
東京ヴェルディに関わる全ての人達があっての2018シーズンだったとおもいます。
そこに自分が関われている事に誇りを感じますし、今後に向けてもより一層努力していきたいと思います。
ありがとうございました!!
 

 
P.S
2018シーズンはサッカーの試合へ何度も足を運ばせていただきました。いつもは応援してもらっている立ち位置ですが、応援をする為に。
そこには自分の人生の一部としてヴェルディを応援する人達の熱い闘志に引き寄せられ、自然と応援している自分がいました。
そして、プレーオフ第2戦、vs横浜FC戦の後半ロスタイムでのドウグラス・ヴィエイラの決勝点。
身震いと涙を流す私たちがいました。
それだけ本気になれる場所がヴェルディにはあり、【ビーチサッカー・サッカー・レディース・ユース・バレーボール・野球・トライアスロン・eスポーツなど】の中に【サポーター】というカテゴリーとして入っても間違いではない、
それくらいヴェルディにとって大切な場所だなと思います。
私にも少なからず、緑の血が流れ始めているんだな、と。そう思える1年でした。
 
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今シーズンもたくさんの応援・サポートを
誠にありがとうございました。